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2018年09月07日

ファミリー子育て世代の場合、家は「借りる?」それとも「買う?」

ライフステージで考える「賃貸」と「持ち家」

住まいについて考える際、家を借りて住む「賃貸」と家を買って住む「持ち家」どちらが良いのかとても悩むところだと思います。それぞれの状況や環境は異なるため、一概にどちらが良いとは言い切れないため、ライフステージごとに賃貸と持ち家のメリット・デメリットをご紹介いたします。 今回はお子様のいる子育て世代・ファミリー世帯の場合の「賃貸」と「持ち家」を考えていきます。家族で住む家探しは子育て環境が重要なポイントになります。また、物件の間取りや価格も気になるところが多い子育て・ファミリー世帯の場合の賃貸と持ち家、それぞれのメリットやデメリットをまとめさせていただきました。

賃貸と購入はどちらが得か

家賃と住宅ローンの支払いについて

お子様の出産や入園・入学のタイミングで引っ越すケースも多く、そこで賃貸か持ち家かを検討する必要があります。賃貸の場合、同じ間取りの物件を今の家賃と同じくらいの住宅ローンの支払額で購入できる可能性はあると思います。しかし、購入した場合、住宅ローン以外に税金や修繕維持費などさまざまな費用が必要となります。また、地震や火事などの災害のリスクもゼロではありません。

お金がお得になる方はどちらか、とても気になる

「今購入する方が総支払額は少なく、得するのではないか」「完済後は資産になるから得ではないか」など金銭面での損得は、今後の子供の養育費や、老後の貯蓄などと関係するためとても気になるポイントだと思います。実際のところ、住む場所や間取り、条件によって家賃はさまざまであり総支払額は異なります。また購入することで資産になったとして、将来どの程度の資産価値となるかも現段階では不明であり、賃貸と購入のどちらが得かは明言が出来ません。

お金の損得ではなく、現在と将来を考えて決断することが重要

賃貸と購入、「どちらが得か」「どちらが損をしないのか」ではなく、賃貸と購入それぞれのメリット・デメリットを把握し、ご家族のライフプラン・将来設計を考えたうえで「家を買いたい」と思えるかどうかがとても重要です。

「ファミリー・子育て世代」賃貸のいいところは?賃貸物件の探し方は?

メリット①家族の変化にあわせて引越しが出来る

賃貸の良い点、メリットは子供の出産や成長、独立など家族の変化にあわせて、間取りの違う物件に引っ越すことが容易な点です。賃貸物件数は購入できる物件よりも多く、同じ地区の別の物件を探し住み替えることも賃貸なら可能性は高くなります。しかし、間取り増え、面積が広い物件ほど家賃は高くなってしまいます。

メリット② ライフスタイルの変化に合わせることが出来る

たとえば世帯収入が減少してしまった場合、出費を抑えるために家賃の安い家に引っ越す。たとえば転職・転勤で別の都府県に職場が変わった場合、近くの家に引っ越す。などこの先何があるかわからないライフスタイルの変化に対し、賃貸であればさまざまな変化に柔軟に対応することが可能です。

家を借りる場合のデメリットや注意点

賃貸の場合、購入と違い資産になりません。また、賃貸物件に住み続ける限り家賃を払い続ける必要があります。そのため、将来に向けてしっかりと貯蓄を行う必要があります。家探しも教育費や生活費、貯蓄額を考慮した上での物件探しをおすすめいたします。

実際にファミリー・子育て世帯用の賃貸物件を探すなら

エリアは職場などへのアクセスはもちろん、お子様の幼稚園・小学校などの学区も考慮することが大切です。また、お子様やご家族の人数に合わせて間取りを検討する必要があります。エリアによって家賃相場が異なることはもちろん、一般的には部屋数が多く面積が広い部屋ほど家賃が高くなりますので、間取りは予算に合わせて決める必要があります。また、物件には単身者専用もあるため、不動産会社の方へ確認しながら家族向け物件をお探ください。

「ファミリー・子育て世代」購入のいいところは?売出し中の物件の探し方は?

メリット①家族構成が定まったことで資金計画や家選びが行いやすい

お子様がある程度成長されている場合、ご家族の人数も定まっており、必要な間取りなどの条件やこの先必要な教育費などの資金計画が立てやすく、お子様の幼稚園や小学校・中学校のことも考えて検討できるため、それぞれのご家庭に合わせた具体的な家選びが可能です。

メリット②将来の負担を軽減できる

ファミリー・子育て世代が家を購入する場合、ある程度具体的なライフプランを考えることが出来るため、具体的な資金計画と貯蓄プランを考えることが可能です。また、住宅ローンを払い終えたら家の修繕やマンション管理費などの諸経費は必要なものの、月々の支払額は減るため将来の負担を軽減することが出来ます。

家を購入する場合のデメリットや注意点

収入に対し無理な住宅ローンを組んでしまった場合や、転職などで収入が減少した場合、出産などを機にパートナーが仕事を辞め世帯収入が減少してしまう場合など、住宅ローンの支払が家計を圧迫してしまうケースがあります。生活や教育などに掛かる費用をしっかり考え、無理のない支払い計画を立てることが大切です。

ファミリー・子育て世帯の新居を購入する場合

住んだことのない街で家探しを行う場合、治安や周辺施設、住環境や自治体の取り組みなど、お子様の子育てしやすい街を探されるかと思いますが、可能であれば実際にその街を訪れることをおすすめします。
エリアが決まれば物件の条件を決める必要があります。ご家族の人数に応じた間取りや、支払いに無理のない価格のほか、小学校までの距離などもしっかりご確認ください。
もし購入した場合、その土地から引越しをするハードルは高くなるため、パートナーとしっかりと相談し、ご家族の将来について意見を交わした上で、ひとつひとつ条件を精査しお探しになることが何より重要だと思います。

まとめ

賃貸のメリット/デメリット
  • お子様の出産、成長、独立など家族の変化に合わせた家へ引越しが出来ます
  • 転勤や転職、収入減や両親との同居などライフスタイルの変化に合わせた引越しが可能です
  • 老後も家賃を支払い続ける必要があるため、将来に向けての貯蓄はしっかりと行う必要があります
購入のメリット/デメリット
  • 家族構成が定まったことで具体的な資金計画や家選びが可能です
  • 老後の支払いの軽減や貯蓄プランで将来の負担を軽減出来ます
  • もしもの転機で住宅ローンが家計を圧迫してしまう可能性があります

冒頭でも明記したように、賃貸・購入それぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いとは言い切れません。ファミリーや子育て世帯が新居を探す、それぞれの良い点と悪い点を把握したうえで、ご家族の将来について、パートナーとしっかり考えや思いを相談・共有し判断することが重要だと思います。
もし、「家を買いたい」「家を買った方がいいか相談したい」場合はお気軽にお近くの福屋不動産販売の店舗へお越しください。

執筆:FUKUYAタウン 編集部

この記事の執筆者

FUKUYAタウン 編集部

暮らしや住まいに関する情報収集とコラムによる情報発信を行っています。不動産売買・新築請負・リフォーム・リノベーションなどのご要望はFUKUYAグループへ。