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住宅ローンの借入金額の目安。無理のない返済比率とは?

マイホームを購入する際、多くの方が利用する住宅ローン。
住宅ローンの借り入れ額によって購入できる物件の価格は変わってきます。借入額が多いと、この先の返済が大変なため、無理のない返済計画を立てる必要があります。今回は住宅ローンの借入可能額を年収別に算出した早見表や、自分にとって無理のない返済比率を知る方法などをご紹介いたします。初めての住宅ローン利用にお役立てください。
※この記事は2019年5月1日時点の情報をもとに執筆しています
※記事内で表記している金利や返済額などはあくまで目安となります。具体的なローン試算をご希望の際はお近くの福屋不動産販売の店舗へご相談ください

住宅ローンの借入金額を考える。住宅ローンの借入額の目安とは?

住宅ローンを利用するのであれば、借入額を決めなければ物件探しができません。そこで、まずはご自身がどれくらいの住宅ローンを借りることができるか、その目安となるポイントをご紹介いたします。

「借入可能額=物件価格」は危険

住宅ローンの借入可能額は、住宅ローン商品「フラット35」(金利1.8%・返済期間35年・元利均等返済)でみた場合、年収の約9倍は借りられるようになっています。たとえば年収400万円の方は概算で3,633万円、年収500万円の方は概算4,541万円の借入が可能となります。
※出典:https://www.flat35.com/simulation/simu_03_2.html

この数字だけで判断し、年収400万円の方は3,600万円、年収500万円のかたは4,500万円の物件が購入できると思ってしまうと危険です。試しに借入額から返済金額を試算(条件:返済期間35年・元利均等返済・適用金利1.8%)すると、借入希望額3,600万円で毎月11.6万円、4,500万円なら14.5万円毎月返済しなければなりません。

上記の住宅ローン返済に加え日々の生活は食費・生活費・保険料やマンションなら管理費や駐車場代も必要になります。借入可能額ギリギリで住宅ローンを組んだ場合、月々の支出が住宅ローンで圧迫されてしまうため、借入額は返済を無理なく行える金額とすることが重要です。
※出典:https://www.flat35.com/simulation/simu_01.html

借入可能額の目安は年収の5~6倍

マイホーム購入後は住宅ローンだけではなく、固定資産税や火災保険などの定期的な支払いが発生します。また、ある程度の年数が経過すると修繕費も必要になってきます。日々の生活費に加え、増える住居関連の支出でも、無理のない生活をおくるための住宅ローン借入額は年収の5~6倍が上限と言われています。

無理のない返済額の目安は年収の20%程度

年収400万円の方の場合、年収の20%は年80万円、月々6.7万円程度となります。先ほど指定した条件(金利1.8%・返済期間35年・元利均等返済)で、今度は毎月の返済額から借入額を計算してみると月々6.7万円の場合2,086万円となり、年収の約5倍の借入額になっています。

年収ごとの住宅ローン借入額の目安

この項目では年収ごとに住宅ローン借上金額の目安が把握できるよう、「フラット35」を例に、以下の条件で借入可能総額と毎月の返済額を早見表にしました。「実際自分にはいくらの借入が妥当なの?」と疑問に感じる方はぜひ参考にしてください。

【条件】

  • 融資金利:1.41%(2018年10月時点でのフラット35借入金利水準、融資額9割以下)
  • 返済期間:35年
  • 返済方法:元利均等
年収 借入可能総額 毎月の返済額
300万円 2,485万円 5.9万円
400万円 3,865万円 9.2万円
500万円 4,832万円 11.5万円
600万円 5,798万円 13.8万円
700万円 6,765万円 16.1万円
800万円 7,731万円 18.4万円
900万円 8,000万円 19万円
1,000万円 8,000万円 19万円
1,500万円 8,000万円 19万円
2,000万円 8,000万円 19万円

※フラット35の場合、借入可能総額は8,000万円が貸付限度額となります

まとめ

マイホーム購入時、住宅ローン借入額の目安は年収の5~6倍
返済計画は月々の返済額が無理のない額となるよう設定し、そこから逆算する形が望ましいです。
借入可能額ギリギリにしてしまった場合、支出が増加しローンに追われる状況になりかねません。また、最悪の場合返済不能となってしまうこともあります。マイホーム購入は住宅ローン以外にも支出が増加しますので、しっかりとした返済計画を行ってください。
住宅ローンに関するご相談はお近くの店舗までお気軽にご相談ください

執筆:FUKUYAタウン 編集部

この記事の執筆者

FUKUYAタウン 編集部

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